神戸市は11日、中央区新港町の三突総合ビルを多目的ビルに建て替える計画のデザイン案が決まったと発表した。学識経験者らによる神戸市の選考委員会(委員長・安田丑作神戸大学名誉教授)が2日に開いた選考会で、安井建築設計事務所(大阪市中央区)の案(図=神戸市の発表資料より)が最優秀に選ばれた。

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 新たなビルは市民も港湾関係者も利用できる総合福利厚生施設を目指す。ビルには会議室や事務所、売店のほか、歩道と一体になったイベント広場や立体ギャラリーも組み入れた。選考会は、外観デザインが近隣の神戸税関や旧生糸検査所など歴史的建築物と調和することに加え「港の玄関口としての新たな賑(にぎ)わいの場の創出が期待できる」と同事務所案を評価した。

 11月20日の提案書の提出期限では10社からの応募があり、今月2日の選考会には5社のプレゼンテーションや質疑応答があったという。募集要項を10月16日に公表してから1カ月強と短期間での締め切りだったが、10社の応募があったことで「神戸開港150年を記念とする本施設に対する関心の高さが感じられた」(選考会による選評)としている。

 

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